飲んできた

 夕方5時から朝5時まで飲んでました。サークルの友達とサシ飲みです。そのときに聞いた/話したことをまとめます。二人とも知識があるわけではないので、あやふやですが・・・汗

 私のアルバイト先はITベンチャー企業といえば聞こえはいいですが、やはり中小企業です。賞与はなく、給与もなかなか上がりません。利益率も非常に悪いという状況でありながら、あるきっかけで知ってしまった社長の給料は高いといわざるを得ない水準でした。これを知ってしまったとき、もっと社員に還元すべきではないのか、ということを強く感じました。

 しかし、中小企業の社長はオーナー社長であることが多く、個人的な口座から資金を持ち出ししている場合があります。決算で利益を計上してしまうとそのぶん税金が取られてしまうので、利益を出来るだけ社長・社長夫人の給与として払ってしまい、利益を少なくする。そして、社長夫妻が得た給与を短期借入金として会社に貸すことで、支払う税金を少なく出来る。こうした意図があり、社長の給与が高めに設定されていたのではないかという結論に達しました。

 もちろんこれは諸刃の剣であり、あまりに利益が出ていないと銀行からの借り入れが難しくなります。そうなると資金がショートしますので、あまり派手にやることは難しいのかもしれませんが、中小企業の場合は、オーナー社長の個人口座の残高によっては、銀行がお金を貸す場合も多いそうです。

 この一件で、私は社長に対する見方を改めました。知識が欠如していると、表面だけをみて簡単に誤解してしまうという恐ろしさを感じます。